とある京葉線民の雑記帳

書きたいことを書きたい時に書いています。

京葉線・総武線 ロッキン臨・花火臨まとめ

夏だ!フェスだ!花火だ!

…3ヶ月ぶりの更新ですね(滝汗)

この記事では、幕張ビーチ花火フェスタ及びROCK IN JAPAN FES(以下ロッキン)に伴う臨時列車をまとめていきます。なお全て撮ってるわけではないので悪しからず。
また、列番・行き先がGWから変わってない列車は一部GWの画像を使いまわしています。

1.総武快速線

前回に引き続き朝の下り1本と夜の上り2本が増発された。
朝の下りはGWは蘇我行きだったが今回は茂原行きに。やはり蘇我だと折り返しが面倒だったのだろうか。
茂原行きは上総一ノ宮行きが遅延した時の打ち切り先としてそれなりに使われるためか自動放送のみならず側面幕もきちんと対応していた。(昨年夏の誉田行きは自動放送のみ、GWの蘇我行きは全て非対応。)そのためE217系では前面幕はいつも通りの横須賀線-総武線幕で運転された。 所定はE217系の固定運用だったが最終日のみ代走でスカレンジことE235系が登板した。
余談だが撮ってる分には列番を止めないと定期と変わらない(しかも列番LEDの許容ssが1/125なので地下に潜るか流さないと止めるのは困難である)E217と違って前面にちゃんと茂原と表示されて幕も強いE235の方がありがたいなと思った。 幕張車両センターからの送り込み回送、上から回9013F[臨時蘇我始発1本目]、回9019M[蘇我始発2本目])
上りは何も変わらず蘇我始発が引き続き2本設定された。
営業部分は特に変わっていないが、送り込み回送2本目のスジはGWから変更されている。前回は回9219Mで幕張→誉田での回送だったが今回は回9019Mで幕張→姉ヶ崎での回送だった模様。後述する京葉線臨時との兼ね合いだろうか。

本数こそ初回の昨年夏のロッキンから変わっていないが朝の下り快速の行き先は3回連続で変更となった。来年は趣向を変えて内房線直通とかなったら趣味的に面白いがどうなるんだろうか。

2.京葉線

ロッキンと花火が重なりそこにいつもの某夢と魔法のネズミ王国からの帰宅客もいると言う大ピンチを迎えた今夏の京葉線。そのためGWよりたくさんの臨時列車が運転された。 (9037Y:ケヨ552+F52 @新習志野
まずは8/5に運転された新習志野始発の誉田行き。昨年は姉ヶ崎行きだったが今年は誉田行きとして運転された。総武快速の送り込みが一本姉ヶ崎に行く羽目になったのはこれのせい。 (回9137Y:ケヨ517 @蘇我
なお8/6,11〜13は同じスジで回送列車として運転。新習志野〜誉田〜蘇我と回送し蘇我から臨時の東京行きとして運転された。

(上から9085Y/9141E/9138E)
こちらも8/5のみ運転の臨時列車たち。新習志野蘇我の片道が1本と西船と海浜幕張を往復する車が2本用意された。
おそらくだが9085Yも9037Y同様に8/6,11〜13は回送として蘇我まで走ったとみられる。他の西船シャトルはこの日以降そもそも設定すらなかった。(まあ考えれば当たり前の話だが) (9717Y)
一方こちらはロッキン期間全日で走った新習志野始発蘇我行き。新習志野から蘇我に休日の夕方に走らせても需要がお察しなのは上もわかっていそうなので送り込みを無理やり営業に仕立てたものと見られる。
ところでこの列車の列車番号は97"17"Yである。この列車の後続は17"17"Y。京葉線の列番は基本上2桁が始発駅の時刻、下2桁が運行番号を表すのだが、見かけ上同じ運行番号の列車が続いていることになるがこれはどう言うことだろうか。
答えは蘇我駅での折り返しにある。9717Yは蘇我に到着後1816Yとして折り返す。本来ならこれは1717Yの折り返しとなるわけだがその1717Yは本来の一本後の蘇我始発、1822Yとして折り返す。こうして一本ずつ落として折り返させることで最低限の送り込みでスマートな増発を実現している。これは先述の9085Yも同様で、9085Yの車が蘇我駅到着後2184Yへスライド、後でついた2085Y(定期)が2184Yの1本後の2108Yへずれて折り返すという形になっている。 (9924Y,9120Y)
この他GWに引き続き19時台の新習志野始発の東京行きを引き延ばす形で1本、21〜22時台に下り1本(所定海浜幕張行きの延長)と上り3本が増発された。
GWの時は増発分に9266Yという突拍子もない番号をつけていたが今回は(定期を引き延ばした9019Y〜9118Yを除き)前を走る定期列車と同じ下2桁を名乗らせていたようだ。例えば、画像の9120Y(蘇我21:26発)は1本前(蘇我21:20発)に同じ下2桁である2120Yが存在している。下りは折り返しでその運用に化けるから後続と同じ下2桁を与えるのはまだわかるのだが上りはどうせ東京着後回送なのに何故こんなややこしいことをしたのだろうか…?
このほか、定期2214Yがこの期間だけ運転時刻が6〜7分繰り下げられた。

京葉線は行き先がワンパターンになりがちなだけに臨時に与えられた列番のほうが個人的に面白かった。特に22年改正で消滅した37,39運行の復活や、史上初とみられる40番台の運行番号が設定されたことが面白かったかなと。
ちなみに8/19〜20に運転されるサマソニ臨では41運行に加えて43運行とやらが登場するとのこと。非常に楽しみである。

3.外房線

(9236M)
蘇我駅を通る以上指咥えて見てるわけにもいかない外房線。GWに引き続き22時台に蘇我始発が1本運転された。

こうして纏めると、昨年夏やGWよりひたすら京葉線が増えたなという印象を受けた。
改善できる点としては前も言ったが京葉線朝の下りにテコ入れはもう少し欲しいところ。現ダイヤの705Y(東京7:56発新習志野行き)あたりの延長くらいはしてもよかったのではないだろうか。あるいは木更津アクアラインラソンの時のように新規で優等を仕立てるのもありかもしれない。
また、花火と重なった8/5についてはもう少し海幕始発東京行きが欲しいなと思った。10〜7号車あたりがロッキン客で満員になっている蘇我始発の東京行きに花火客を詰め込むのはかなりきついと思った。

来年のGWにはJAPAN JAMが、夏休みにはロッキンがまた蘇我で行われる。幕張花火が予定通りならまたロッキンと被ることになる。
総武快速の下りの増発分の行き先がコロコロ変わったり京葉線の増発も波があったりとまだまだ千葉支社も手探りで臨時ダイヤを組んでいる感が否めないが来年は一体どんな臨時ダイヤを組んでくるのだろうか。