とある京葉線民の雑記帳

書きたいことを書きたい時に書いています。

3/27 クラY-22編成廃車回送

またまた単発撮影記。 配9441レ:EF64 1030+クラY-22編成

今回長野へ向かったのはクラY-22編成。執筆時点で残りのE217系は基本編成が18本、付属編成が17本。
2023年度はE235系が基本10本、付属11本が製造された。今年もこのペースだと仮定すると来年の夏頃にE217系が完全消滅となるのだろうか。ともかく記録はお早めに。

2023年度を振り返る(後編)

後編は10月以降の話を。

10月

川越まつりに関連して10/14,15に臨時列車として185系海浜幕張にやってきた。海浜幕張〜川越をJR経由、特急で行くやつなんて果たしてオタク以外でいたんだろうか?

そんな川越まつりもちょっとだけみてきた。まー人が多いこと…

その翌週10/21には中央線高尾駅の工事の関係で高尾に行けない電車が大量に発生。中でも八王子行き、相模湖行きの中央特快はなかなか新鮮だった。

そして10月末には房総特急の全車指定席化が発表。この時はまだ誰も知らなかった、これが大改悪のフラグだったなんて…

11月

11月は大学の学祭シーズン。私もいろんなところを見て楽しむと同時に自身の価値観を歪めてきた。

それはそうと11月のメインといえばやはり京葉車の上総湊〜館山間入線だろう。館山でディ◯ニーのパレードをやるということでそれに対する多客対応のために京葉車両センターから10両編成が駆り出され木更津〜館山で客扱いをするという最高に意味のわからない光景が繰り広げられた。

11/23には千葉みなと周辺で同様のパレードがあったため白昼堂々蘇我から西船橋行きが運転。だが館山入線のインパクトが強すぎて霞んでしまった。

12月

世間はクリスマス。そういう類のものを色々見てきた。 丸の内KITTEとか… 丸の内仲通りのイルミネーションとか… 恵比寿ガーデンプレイスとか…

表参道とか… 六本木とか…

渋谷の青の洞窟とか…

まあとにかくいろんなイルミネーションを見に行った。一人で。冬の寒さがより一層身に染みるので独身男性にはおすすめです()

通勤快速の廃止とかいうダイヤ改正の発表もこの月。改正迎えてもまだ炎上鎮火してないのもはや異常としか思えない。 鉄道関連でもう一つ、12/24、クリスマスイブに鶴見線にE131系1000番台がデビューした。瞬く間に205系がいなくなり、3月改正からはワンマン運転も開始されている。

どうでもいいがこの月の月末に19歳を迎えた。それから月日が流れいよいよあと8ヶ月ちょいで酒が飲めるらしい、成長したなぁ…

1月

レポートと試験勉強に追われてあまりそれらしいことができていない。 スーパートレインスタンプラリーをやっていたので試験後の1月末から2月にかけて50駅回ってきた。中々ハードだった。

2月

長ーーーーーーーい春休みの幕開け。かと言って何かしたわけでもないが。 2/17に拝島駅隣接の留置線で行われた運転体験に参加してきた。運転したのはE233系トタH56編成の付属4両。自分でマスコンを動かしてブレーキを解除して発車したり、ブレーキをかけて停止位置ピッタリに止める…本当に貴重な体験だった。

3月

スカイツリーの下の河津桜がきれいに咲いていた。 キュンパスを使って東北を周遊する旅をしてきた。まあ詳しいことは書いたので読んでください。→1日目, 2日目

3月といえばやはりダイヤ改正。先程少し触れたが京葉線には大鉈が振るわれ快速の縮小と通勤快速が廃止が行われた。
通勤快速の最後を見届けてきたのだが東京駅などには多くの人がいて、一種別の廃止でこんなに人が集まるのかとびっくりした。東海道線宇都宮線総武快速線の通勤快速のラストは割と静かだった気がしたので少し驚いた。ここまでの騒動になったからなのか、それとも元から陽キャの楽園舞浜通過というインパクトでそこそこ有名だったからだろうか…?(東海道線通勤快速の川崎横浜通過も相当だと思うが…)

そして、快速も通勤快速も全部格下げになった結果誕生したのがこれら。直通の行き先と各駅停車の組み合わせは全く慣れない。
改正後どうなったかは気が向いたらまた紹介したいが一つ言えるのは東京からだと割と楽に座れるようになった。まあただ東京が減っても相変わらず新木場でドカドカ乗ってくるから体感はそんなに変わらないかな。まあ新年度迎えて乗ってみてその辺は書いてみようかなと。

改正ネタでもう一つ、255系の代わりに、しおさい号に新たに成田エクスプレスでお馴染みE259系が投入された。
それによって、同じ区間で同じ車両を使っていてA特急料金を取っていた成田エクスプレスが大幅に値下げ。普通車は50kmで1290円取っていたのが760円と500円近く安くなったり、グリーン車に至っては50kmで3560円も取られていたのが1530円となんと2000円近く値下がりしている。もっともこれは成田空港が絡まない場合で、成田空港発着で利用する場合はこれまで通りA特急料金になる。これによって成田エクスプレスも普段使いしやすくなったのではなかろうか。 桜の季節ということで東武鉄道では3/20〜3/31と4/3〜7の期間で浅草からとうきょうスカイツリー区間で634型を使用し乗車券のみで乗れるサクラトレインを運行している。私が乗った時は桜が咲いていなかったが珍しい車両に追加料金なしで乗れたのでそこは良かった。 年度末ギリギリにクラY-22編成が廃車回送。執筆時点でE217は基本編成が残り18本、付属編成が残り17本となっている。固定運用も消失したりといよいよ置き換えもクライマックスを迎えている気がする。

前後編で2023年度を振り返ってみた。内容が薄いようなそうじゃないような。2024年度もゆるーく活動してゆるーくブログ更新していくのでお暇な時に読んでいただけると嬉しいです。

2023年度を振り返る(前編)

いよいよ2023年度が終わりである。日本人ゆえか大晦日の12/31よりなんかそわそわしている気がする。
そんなわけで今回はタイトルの通り2023年度を振り返ってみようと思う。一般的な鉄道関連の話題やブログで記事にしたこと、あるいはしなかったけどこんなことをしてた的なことを全部並べてみた。
果たしてどんな一年だったか改めて振り返ってみようと思う。前編である本記事は4月から9月まで。

4月

大学の入学式があったりとなかなか環境の変化に馴染むのに時間がかかっていた。 西武の6101F。4/14に入場し日立GTOが西武から消滅してしまった。いい音と聞いて一回聞いておきたかったのでわざわざ聴きに行った時のやつ。行ったのが4/7だったのでこの一週間後に入場したと聞いてびっくりした。 <br>残りの日立GTOは関東だと京王8000系東急9000系などがいるがどちらも更新、置き換えの話があるので先は長くなさそう。 4/15に新浦安駅前に岸田総理がやってきた時の様子。京葉線乗って見に行ってきた。確か別の場所で爆弾投げられたあとだったはずで警備はとても厳重だった。そしてなにより現職総理ともあって人の量が半端なかった。これは上のデッキから人の合間を縫ってカメラの望遠レンズで無理やり抜いた写真。 三つ目、4月1日には武蔵野線の50周年HMの掲出が始まり、ここから6月末まで掲出されていた。あんまり撮れなかったな…

4月末から5月頭のGWには総武線経由の快速蘇我行きとかいうまるで意味のわからない列車が設定された。ちなみにこの時担当していた付属編成のY-142編成はこの後11月に廃車されてしまった。

5月

GWの最後の方に「どこかにビューン!」というのを使って新潟は越後湯沢周辺に行ってきた。温泉に入ったり、Shukuraに乗ったり、日本一海に近い駅とされる青海川駅に行ってみたり…中々面白かった。 他には青梅線E233系0番台P編成が奥多摩を脱走して山梨を目指そうとしたこともあった。この後豊田で交換されたらしいが。

6月

レポート課題に半分くらい追われていた。故にあまり何かを撮るとかいうことができてない。 京浜東北線の車が山手線を走る試運転。マジでこれしか撮ってない。

7月

レポートが終われば次は試験に追われていた。やっぱり活動頻度は最悪レベル。 「ambitious japan!」の車内チャイムがラストということで最後に聞くために東京→品川のひと区間東海道新幹線に乗った。この数日後に今の「会いにゆこう」のチャイムに変わったはず。 あとは隅田川の花火大会も見に行ったがあまりに微妙なので写真は載せないでおく。

8月

花火やサマーソニックなど海浜幕張界隈が盛り上がっていた。臨時列車の話は別で書いたのでここでは割愛。

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花火関連でもう一つ。江東区花火大会に伴いその日の夜の東西線の快速が全て通勤快速になった。8/11ということでこの日は祝日。通勤要素0の通勤快速が爆誕してしまった。南砂町止めたいための措置らしいが中々意味のわからない光景で面白かった。 あとはサークルの合宿で伊豆に行った。何がとは書かないがまあうん、価値観というか何かが壊れた気がしますね。

9月

9/2にはE217系クラY-2編成の撮影会が行われた。詳しくは→ こちら

あとは台風13号のせいで大量の臨時運用が爆誕。快速海浜幕張行きに千葉発の京葉車各駅停車誉田行きとか通勤快速蘇我行きとか…
花火臨とこの時に設定された各駅停車誉田行き、当時はそれを珍しいと思って撮っていたわけだがまさかこの半年後に定期になるなんて思っていなかった。

9/13には南武支線に新しい車両、Е127系がデビュー。新潟のイメージが強い車両がここにいるのは未だに変な感じがする。 9/24には東所沢電車区にて撮影会が。209系500番台E231系0番台の撮影の他にも入出庫線の乗車体験や運転台への着座、ドア操作に車内放送体験に自動放送設定体験、社員さんの濃い解説などなど内容盛りだくさんで中々濃密だった。

駆け足で半年見てきたがいかがだっただろうか。次回後編では残りの6ヶ月をみていく。

鉄博に行ってきた

実に2017年以来7年ぶりらしい。

春休みも終盤。あまりにも暇を持て余していたので大宮にある鉄道博物館に行ってみることにした。 今回使用したのは「シンカリオン×てっぱくきっぷ」。まあ要は新幹線自由席でてっぱく行けるぞみたいなきっぷである。名前からしていい年した電車オタクは対象では無さそうだが年齢制限も対象もクソもなかったのでありがたく使わせてもらった。

ということで東京から今月3回目の新幹線。乗車したのはなすの255号。ダイヤ改正した今となっては数少ないЕ2系の運用である。

今回乗ったのはJ70編成。キュンパス旅2日目のそれとは違いE5系初期車と同期なので車内外の表示がフルカラーだったり窓側にコンセントがあったり頭上には読書灯があったりする。 大宮で下車。 後続がE8系だったので少し見てみた。デビュー前の試乗会に申し込んだが見事に撃沈していたため見たのはこれが初めて。なんとも言い難いデザインをしてるなーと思った。その見た目から「ナス」というあだ名が付いているそうだが本当にぴったりである。 さて、大宮からはニューシャトル。こちらも初めてみる車両だったがどうも2020系と言うらしい。東急にもそんな番号の形式いたような。 一駅進んで鉄道博物館駅で下車。読んで字の如くてっぱく最寄駅である。

入館手続きをして入館。入ってすぐにいたのはEF58 61。ちょうど6年前の東京総合車両センター公開で日の目を見た後同所のどこかにいたのだが2年ほど前にここに運び込まれて大勢の人に公開された。

まずは南館へ。南館と本館の間には183系2編成4両とЕ1系M4編成の先頭車が置かれている。E1系は2018年から展示開始なので前回来た時にはいなかった。
ちなみに183系の方は車内に立ち入って飲食ができるようになっている。 そんなわけで南館。2018年オープンなので前回の訪問時には無かったはずである。ここのメインは新幹線2台である。

まずは向かって左端にいる400系。初代山形新幹線の車両で2010年に引退した車両である。

その隣でセンター(?)を張っているのがE5系。現役バリバリでなんなら今でも増備されているというこの形式、新館に展示したいがために日立製作所に本物を1両だけ作らせたって言うのだから驚きである。編成番号はU0、車号はE514-9001となっている。 10号車グランクラスとなっており車内には座席がちゃんとあるほか、側面の行き先表示器もちゃんと機能している。撮れなかったが停車駅スクロールは新函館北斗からスタートしていた。他にも札幌行きのROMも入っているらしく一足先に札幌延伸を見据えた仕様になっているそうな。 E5系の隣には209系…を精巧に模した何かが置かれている。こいつは車掌シミュレーターとして使われていて、抽選に当たると体験できる。残念ながら筆者は落選してしまったが… さて、南館を2階に上がるとシミュレーターホールがある。シミュレーターやりたいがために態々行ったようなものとか言っちゃいけない。

シミュレーターの筐体は撮ってないので車両のイメージで恐縮だが205系(山手線)、211系(高崎線)、E235系(山手線)、E233系京浜東北線)が運転できる。これらは無料で並べば誰でも体験できる。

シミュレーターホールには他にも有料、抽選でE5系のシミュレーターやE233系ベースでATSの仕組みなどについて学べる運転士体験教室といったものが存在する(筐体撮ってないのでこれも画像は運転できる形式のイメージ)。運転士体験教室の中級こそ当たったものの他の抽選系は全滅。春休み恐ろしすぎである。

先着でできるシミュレーターについて、205系以外は一通り全て運転した。BVEをやりこんでるおかげかE233と211は性能の違いこそあれどやりやすかった。しかし、E235はかなり難しかった。性能はともかく停止位置許容範囲がホームドアの関係で±35cmとなっておりそれが非常に厳しい。TASCが入っているので使えば難易度は一気に下がるがシミュレーターでそんなことしても面白くないのでマニュアルで止めたら案の定外れてしまい、あまりの鬼畜さに恐れ入って2区間目でTASCを使ってしまった。 ところかわって北館。ここはお子様向けなのだがそこの一階には103系が置かれている。この103系、ここに来る前は京葉線で活躍していたケヨ302編成として活躍していて、2005年に引退しその後先頭車の車体の一部だけここに入れられた。
ここに来た当初は水色のままだったりドア操作ができたりしたらしいのだがいつからかこんなポップなカラーになってしまった(ついでにドア操作もできなくなった)。どうしてこうなった。
塗装こそお子様向けに変更されてしまったが車内には京葉線の路線図が残っていたりケヨ302の編成札はしっかり残ったままだったりと京葉線時代を感じることは一応できるようになっている。

さて戻ってメインの本館。これは2階から眺めた図。
正面のSLがいるところは転車台になっておりこんな感じでぐるぐる回るようになっている。動画の切り抜きなのでやや雑だが…)↓ メインというだけあって色々置いてある。 SLの奥にいる車両達、奥からクハ481,クモハ455,クハ181と並んでいる。

この車両達が並んでいる区画には昔の駅っぽいものが置いてあった。 SLと向かい合う形で置いてあるのがEF55 1。なんとも特徴的なデザインをしている。展示が始まったのは2015年と割と最近で昔は転車台に乗ってたこともあるそうな。

他にも200系新幹線や0系新幹線の先頭部、101系や20系客車などたくさんの車両が置いてあって見応えがあった。

一通り見て回ったので帰宅。帰りも新幹線自由席に乗れるので大宮からは新幹線に乗る。乗車したのははくたか564号。北陸ロマンが聞きたかったのでW7系に来て欲しかったが現実とは無常である。残念ながら来たのはE7系であった。

ざっくりと鉄博訪問記を書いてみた。大人になってもシミュレーターやりこんだり、展示車の写真撮ったりとやり方次第でなかなか楽しめる場所であった。次行く時は外れた抽選シミュレーターのリベンジをしてみたいなと思った。その時当たるかわからないけど。

ダイヤ改正で消えたもの

3/16に行われたダイヤ改正。やはり目玉は北陸新幹線敦賀延伸やE8系のデビューと言ったところだろうか。その一方で京葉線関連では通勤快速の廃止で大ブーイングを食らったりそのほかにもいろいろな光景が過去のものになったりした。今回はそんなダイヤ改正で消えたものをまとめてみた。(全部じゃないです)

1.JR東日本管内の3色LED表示器搭載/コンセントなしの新幹線

随分と幅広いくくりだがダイヤ改正でこのような特徴を持つ新幹線が東日本管内から消滅した。
まずはE3系1000番台。E8系が導入されたことにより他より古いこの区分は真っ先に置き換えられて運用離脱、3/20までに全編成が廃車回送されたとのこと。
次にE2系のJ66〜69編成のグループ。こちらもダイヤ改正でつばさ併結運用がなくなるなどE2系の運用縮小が行われた結果運用から離脱、この記事の編集日時点で団体運用が残っているJ69以外は廃車回送がすでに行われたとのこと。

2.255系しおさい運用

255系しおさい運用が消滅した。改正後はE259系とE257系500番台が担当している。同時に総武地下ホームへの乗り入れと千葉から先の総武本線への乗り入れが終了したとみられる。
なお255系は6月末まで定期のわかしおやさざなみで走る他、臨時の新宿さざなみにも入るとのこと。
上の画像は改正前日のしおさい9号の様子。多くのファンにラストランではお馴染みありがとうコールの中見送られていた。まあ先述したようにこの形式はその翌日も何食わぬ顔でわかしお号をこなしていたのだが。

3.京葉線通勤快速他

京葉線の通勤快速のほか、快速の君津行き、誉田行き、勝浦行き、成東行きと言った行き先が消滅。消えた種別と行き先の組み合わせが多すぎる。

また、京葉線車両の上総一ノ宮〜勝浦間の運用も消滅した。

前に記事にしたがこれについては沿線自治体ほぼ全てがブチギレているご様子。改正後どうなったかは別で書こうかな。

4.北陸本線金沢〜敦賀

北陸新幹線開業に伴いこの区間第三セクターに移行、特急も廃止された。
特急の表示等は撮ってなかったがなぜか昔行った時にこの区間のJR西仕様の駅名標を撮っていたのでこれでお茶を濁しておく。

5.房総特急自由席

房総特急、ひいては首都圏の特急から自由席の概念が消滅した。改正で全車指定席に。

ほかにもN'EX八王子乗り入れ廃止などなど探せばまだまだあると思うが主要なのはこんな感じだろうか。ダイヤ改正で新しく出たものは次に書けたら書きます。

キュンパスの旅(2回目)

前回は→ こちら

キュンパスを使った旅2回目。 スタートは蘇我駅 最初に乗るのは通勤快速東京行き。改正で消えるが上りに乗ったことはなかったので今回乗ってみる事にした。
朝ラッシュということもあり前に詰まりながら走ってゆき、葛西臨海公園を過ぎたあたりで「ただいま葛西臨海公園駅を定刻通り通過しました。次の新木場には後3分ほどで到着します…」と言った放送が流れた。まるで新幹線のような放送だがこんな放送が聞けるのも蘇我→新木場を飛ばしまくる通勤快速ならではだろうか。
そして程なくして新木場に到着。ここでごっそり降りて行った。京葉線改正の議論として東京〜蘇我以遠ばかりが取り沙汰されるが総武快速で変えが効かない新木場という需要も無視してはならないように思えた。

東京に到着。ここからは山形新幹線に乗る。 やってきたのはE3系の1000番台。12本いる2000番台に対して3本しかいないから当たりという人もいるが、この区分はコンセントが存在しなかったり16,17号車を指定すると足元が狭かったりでハズレという人も存在する。
3/16の改正でE8系がデビュー、そしてこの区分は古いため真っ先に置き換えられると想定されるので、まあ乗れて良かったという事にしておく。 座席紹介。掛け心地や座席のシルエットはE257系に似ている気がした。
ちなみにさっき少し述べたが16,17号車は元自由席用車両のためシートピッチや座席のモケットが異なる。シートマップで見抜けるとも限らないので怖い人は指定取る時はここを避けるのが無難。まあE8系がそろそろデビューするのでその心配もなくなりそうだが…
(追記)3月改正で1000番台は正式に運用離脱しました。ここで引いたL54編成も3/20に廃車回送されたとのこと。

この列車、やはり大宮からは満席。立席特急券で乗ってる人もいるようだ。キュンパス効果はやはり恐ろしい… 山形に到着。福島を超えてからだんだん人が少なくなっていった。
3/6につばさ121号が分岐に高速で進入しそのまま郡山駅を500m程オーバーランした事件があり、その関係かは不明だがやまびこを併結しない同列車は宇都宮〜福島で徐行を実施していた。その関係で17分遅れで着いた。 山形からは後続のつばさ131号で終点を目指す。頭を押さえられていたのでこの列車も遅れていた。15本中の3本、つまり単純な確率で20%を連続で引くはずもなくちゃんと2000番台が来てくれた。 またまた座席を見るコーナー。1000番台からちょっとずつアップグレードされていて個人的にはかなり好きな座席だった。フットレストも変わらずにあって中々いいと思った。 福島〜新庄間は前回の盛岡〜新青森のようにこの区間の相互発着に限り指定を取らずとも空いている席に座れるので今回もこの制度に甘えさせていただいた。今回は空席が割とあったので座れてよかった。 新庄に到着。遅れの影響で10〜15分くらい遅れて着いた。 乗り換えがタイトになってしまったがここからは陸羽東線に乗る。せっかくなのでこの先絶対乗らなそうなローカル線に乗ってみることにした。 鳴子温泉までは山あいを走りかなり景色が良かった。上の画像は鳴子峡中山平温泉鳴子温泉の間で見られて紅葉スポットとして有名なようだがトンネルとトンネルの間をそこそこなスピードで走るゆえ普段は数秒しか見られない。知らないと見落としてしまうだろう。 今回は古川で下車した。景色も良く、次は秋とかに乗ってみたいなーと思った。

古川からはやまびこ64号で隣の仙台へ行く。盛岡発着のやまびこなのでE5系であった。
例の如く自由席は満席に近い状態。何とか座ることはできたがデッキに立ち客がたくさんいた。 10分かからずに仙台到着。ここで入れ替わりが発生し若干の乗降遅延が発生していた。
余談だが、この日は東京を朝イチに出るやまびこ51号も凄まじい混雑だったらしく乗降だけで7分も遅延していたとか。Twitterで画像を見たが朝のラッシュの通勤電車並みにデッキに人が溢れていてびっくりした。 仙台から乗り込むのはE2系のやまびこ146号。次の改正で運用が縮小されるので乗っておきたかった。昨年乗ったやまびこはJ57編成ででコンセント無しのグループだったが、今回も同じコンセントなしのJ68編成だった。
コンセント無しのグループには200系カラーでふるさとチャイムを搭載しているJ66編成と舞浜駅の2番線の発車メロディを車内チャイムとして永遠に聞かされるディズニーラッピングのJ69編成といったネタ編成がいるのだがそれらですら無かった。
コンセント付きを引きたかったが、J70番台以外は改正以降の運用縮小で廃車されそうなので乗れてよかったと言うことにしておく。
(追記)ここで引いたJ68編成も3月改正で運用を離脱し、3/19に廃車回送されました。

座席。E2系は号車によって座席モケットの色が異なる。今回は赤系のシートだった。
座り心地も見た目もシンプルイズベストと言ったところ。可もなく不可もないと言った感じだった。 東京に到着。例によって自由席は大変混んでいた。この切符による需要おそるべし… 東京からはまたまた京葉線の通勤快速に乗る。改正で通勤快速は消滅。さらにE233系は勝浦に行かなくなるというので最後に乗り通そうと思ったわけである。

この列車、東京駅の3番線を25分にわたって占拠しているので乗り込んだときは余裕で座れたが発車が近づくにつれて人が増えていき、立ち客がややいる状態で発車。そこから新木場でさらに乗ってきてやはり相当に混んでいるなーという印象を受けた。と同時にこれ格下げされたらどうなるんだろうかと少し考えてしまった。

誉田駅で前の4両を切り離し。後1週間ということもあってか鉄オタがたくさん見守っていた。種別は変われどここで切り離す運用は残るのだがなぜこんなに集っているのだろうか。
誉田から先、土気、大網は前の4両の成東行きが先着のため後ろ6両の勝浦行きはここで一気に空いた。

その後も停車駅ごとに人が減っていき上総一ノ宮に到着。新木場ではかなり乗っていたのにここまでくると座席が埋まるか埋まらないか程度の客しか残っていなかった。
そして上総一ノ宮からは各駅に停まるため、種別も切り替わった。普段の京葉線の下り快速は夜の外房線直通を除き海浜幕張から先各駅に停まるのに快速表示を貫いているのでやや驚いた。

上総一ノ宮を超える客も一定いたが、そのような客は大原までにかなり降りてしまい、大原を越えるとオタクとごく一部の一般客しか残っていなかった。この乗車率や天候に左右されやすいことを考えたら上総一ノ宮から先の直通を廃止するのは妥当なのかなとも思ってしまった。さすがに勝浦ともなれば都心へは特急利用多そうだし。

2時間近い乗車を終え勝浦に到着。E233系5000番台にこんなに長いこと揺られていたのは初めてかもしれない。

夜の20時台の勝浦、本当に静まり返っていた。
駅構内にはこのようにひな祭りの何かやbbbaseもどきのフォトスポットが置かれていた。

その後は止まっていた始発にのり、一ノ宮で始発の快速に乗り換え、さらに蘇我で乗り換えて帰宅した。

キュンパス2回の旅を終えたがやはり新幹線の混雑が凄まじいなと思った。昨年の東日本パスでは特にそう言った印象を抱かなかったが…この差は何なのだろうか。
またこのような切符が出たらどこか行きたいものである。今度は温泉とかグルメ旅なんかもいいなぁーと思ってはいる。

キュンパスの旅(1回目)

JR東日本が発売した「旅せよ平日!JR東日本たびキュン早割パス(以下キュンパスと記す)」。2/14から3/14までの任意の平日1日有効で、利用日の1ヶ月前から14日前まで購入できたきっぷだ(執筆日時点で発売終了済)。
昨年発売された「JR東日本パス」とよく似ているが先述の通り有効期間は1日であるほか(jr東日本パスは連続する3日間)、指定席に乗車可能な回数も異なる(東日本パスは4回、キュンパスは2回)。

筆者は大学生でこの切符の期間中は春休み期間。そんなわけでこの切符にあやかって旅に出てきたのでその様子を記していく。

上越新幹線の始発、とき301号でまずは一路新潟へ。車両はいつものE7系
キュンパスの効果か自由席は東京時点で窓側が全滅する勢いで、残っていた席も大宮で完全に埋まってしまっていた。この切符の効果の恐ろしさを早速実感した。 朝も早かったのでウトウトしていたら新潟に到着していた。ここからは特急いなほ1号秋田行きに乗車。この列車、先ほどのとき301号と改札を通って対面で乗り換えられるようになっている。
新幹線の乗り換えホーム側のドアが開いた瞬間18キッパーの大垣ダッシュコミケの始発勢の如く自由席を狙いたいとみられる人たちがダッシュで乗り換え改札に向かっていた。こういう光景を見て貴重な2回の指定枠を割いて指定席取っておいて良かったなーと思った。 いなほ号を担当しているのはE653系。昨年乗ったしらゆき号は4両だったが、こちらは7両である。
やってきたのは青一色の編成。元は夕陽をイメージしたオレンジ色をベースにした塗装を纏っていたのだが塗り替えられたらしい。何故こんな色にしたのかというと

「沿線の大きな魅力ある「海」の色を日本の伝統色でもある透明感に加え幻想的な深海色である瑠璃色 で表現しました。併せて海に映りこむ空の青さ、沿線の山並みの緑を取り込んだカラーリングです。」(引用:特急「いなほ」号(E653系)"瑠璃色"Debut!

とのことらしい。しかしこうも真っ青だとJR西でお馴染み末期色のようなやっつけ感が否めないのもまた事実。まあ細かいことは気にしないでおこう。

座席はこんな感じ。外と同じく青系の座席である。結構硬めで秋田まではかなりキツかった。 村上を発車すると交直切り替えデッドセクションを通過。首都圏に近いところだと、常磐線の取手〜藤代間やつくばエクスプレスの守谷〜みらい平間にも存在する。
常磐線E531系やE657系デッドセクションを何事もなく通過するが、今回のE653系は画像のように車内照明が消えてしまった。画像ではお伝えできないが空調なども止まっていたり自動ドアも動かなくなると言った旨の放送もあった。
余談だが、あとで調べてみたら常磐線時代はデッドセクションで電気が消えることはなかったらしい。どうして新潟ではこうなったのだろうか…

デッドセクションを超えて少しすると日本海に近い区間に入った。天気は悪かったが結構景色がよかった。

3時間35分の乗車を終えて秋田に到着。去年乗った特急オホーツクの次くらいに長い時間特急に揺られていたがやはりお尻や太もも裏がかなりキツかった。 秋田からは特急つがる3号に乗車する。乗車するのはE751系という車両。4両3本しかいない希少形式だとか。
この形式についてちょっと調べてみると元は6両編成で、東北本線の特急「スーパーはつかり(盛岡〜青森)」としてデビューしたが、デビュー2年で東北新幹線が八戸延伸され列車が廃止に。その後は特急「つがる(八戸〜青森、弘前)」を担当していたが、これも2010年の東北新幹線新青森延伸で廃止され、ここで一度運用を全て失った。
その後1年のニート生活の後2011年からは4両編成にされて青森〜秋田の「つがる」を担当するようになり今に至るとか(この「つがる」は八戸〜青森の同名の特急と系譜が違う)。ここで外された中間車2両は放置プレイののち2015年に解体されたらしい。
あとはベースのE653系比で強化された耐寒性能が脆弱で強化改造していたりとか中々迷な匂いがする形式だと思った。少数の形式って変なやつしかいないのだろうか?

E751系の話はともかく座席紹介。E653系と共通設計らしく座席も全く同じものを搭載している、故に硬い。モケットの柄はかっこいいのだが…
余談だが乗車時にやや足元が狭く感じたので調べたらシートピッチが910mmらしい。在来線の標準が960mmらしいので本当にちょっと狭かったようだ。

新青森に到着。遅れていたこまち1号からの乗り換えを待ったため、秋田を16分遅れで発車したが弘前までで7分遅れに回復。しかしその後安全確認を喰らってしまい新青森には10分遅れで到着した。
途中の弘前と降りた後の新青森で大量に乗ってきて立ち客もやや発生していた。こういう光景見た後だと外されて15年で解体された中間車が余計もったいなく見えてしまう。(まあキュンパス特需なだけで普段は利用率お察しなのだろうが…)

新青森の構内にはねぶたがいた。青森といえばこれだよなぁと。 新青森からははやぶさ34号に乗車。 車両はお馴染みのE5系である。
キュンパス、ニュースでも取り上げられたからかその効果は凄まじくなんとここから乗るはやぶさ34号は満席。はやぶさ号は全車指定席なので満席だったら普通は乗車不可なのだが、全車指定席の便しか存在しない盛岡〜新青森ミニ新幹線区間(+仙台〜盛岡各駅に停まるはやぶさ号)は幸いにしてきっぷのシステム上指定券なしでも自由席同等に乗れるのでそれに甘えて立ち席することにした。 先ほどの条件上盛岡で一度改札を出なければならないので急いで改札を出入りして盛岡でこまちとの併結を見学。幸いにしてこまち号は空いていたのでここからはこちらに乗り移ることにした。とはいえほぼ埋まっていたが。
朝の遅れの影響を未だ引きずってるらしく盛岡と仙台は5分ほど遅れていたのだが大宮までには回復してしまっていた。日本最速320km/hの名は伊達ではないようだ。 東京に到着。やはり新青森からは長かった。


東京からは通勤快速君津行きに乗る。(旅行日時点で)来週に控えたダイヤ改正での廃止が決定、すべて各駅停車に格下げという大鉈が振るわれて沿線自治体すべてを敵に回したのは有名な話。全国ニュースでもちょくちょく取り上げられたりと相当な波紋を呼んでいた。さらには国会の議論にまで上がって国土交通大臣までもがこれに言及したとか。

そんな通勤快速だが特筆すべきはやはりその停車駅だろう。東京を出ると八丁堀、新木場と止まり新木場の次は蘇我である。ネズミ王国最寄の舞浜や特急停車駅海浜幕張やその他の快速停車駅も全部通過である。まあそれだけ飛ばすが故に特急誘導政策の犠牲になってしまったようだが… 今回は蘇我で下車。「混雑の平準化」を謳っているが特段通勤快速だからと言って空いているなんてことはなく普通に混んでいた。ただアプリを見ていると新木場時点でこの列車の後ろの各駅停車はやや混んでいるようだったし、他にも私がよく乗る18時台の内房線/外房線直通快速なんかは東京で座席争奪戦に負けると地獄そのものなので言い分もわからなくもないが。

日本海側から太平洋側に抜けて東北一周、実は去年やりたかったけどできなかったルートなので今回やれて良かったなぁと思った。ただかなりキツかったが。


ちなみに(タイトルで察しがつくと思うが)もう一枚キュンパスを買ったので続きもあります。→こちら