とある京葉線民の雑記帳

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キュンパスの旅(2回目)

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キュンパスを使った旅2回目。 スタートは蘇我駅 最初に乗るのは通勤快速東京行き。改正で消えるが上りに乗ったことはなかったので今回乗ってみる事にした。
朝ラッシュということもあり前に詰まりながら走ってゆき、葛西臨海公園を過ぎたあたりで「ただいま葛西臨海公園駅を定刻通り通過しました。次の新木場には後3分ほどで到着します…」と言った放送が流れた。まるで新幹線のような放送だがこんな放送が聞けるのも蘇我→新木場を飛ばしまくる通勤快速ならではだろうか。
そして程なくして新木場に到着。ここでごっそり降りて行った。京葉線改正の議論として東京〜蘇我以遠ばかりが取り沙汰されるが総武快速で変えが効かない新木場という需要も無視してはならないように思えた。

東京に到着。ここからは山形新幹線に乗る。 やってきたのはE3系の1000番台。12本いる2000番台に対して3本しかいないから当たりという人もいるが、この区分はコンセントが存在しなかったり16,17号車を指定すると足元が狭かったりでハズレという人も存在する。
3/16の改正でE8系がデビュー、そしてこの区分は古いため真っ先に置き換えられると想定されるので、まあ乗れて良かったという事にしておく。 座席紹介。掛け心地や座席のシルエットはE257系に似ている気がした。
ちなみにさっき少し述べたが16,17号車は元自由席用車両のためシートピッチや座席のモケットが異なる。シートマップで見抜けるとも限らないので怖い人は指定取る時はここを避けるのが無難。まあE8系がそろそろデビューするのでその心配もなくなりそうだが…
(追記)3月改正で1000番台は正式に運用離脱しました。ここで引いたL54編成も3/20に廃車回送されたとのこと。

この列車、やはり大宮からは満席。立席特急券で乗ってる人もいるようだ。キュンパス効果はやはり恐ろしい… 山形に到着。福島を超えてからだんだん人が少なくなっていった。
3/6につばさ121号が分岐に高速で進入しそのまま郡山駅を500m程オーバーランした事件があり、その関係かは不明だがやまびこを併結しない同列車は宇都宮〜福島で徐行を実施していた。その関係で17分遅れで着いた。 山形からは後続のつばさ131号で終点を目指す。頭を押さえられていたのでこの列車も遅れていた。15本中の3本、つまり単純な確率で20%を連続で引くはずもなくちゃんと2000番台が来てくれた。 またまた座席を見るコーナー。1000番台からちょっとずつアップグレードされていて個人的にはかなり好きな座席だった。フットレストも変わらずにあって中々いいと思った。 福島〜新庄間は前回の盛岡〜新青森のようにこの区間の相互発着に限り指定を取らずとも空いている席に座れるので今回もこの制度に甘えさせていただいた。今回は空席が割とあったので座れてよかった。 新庄に到着。遅れの影響で10〜15分くらい遅れて着いた。 乗り換えがタイトになってしまったがここからは陸羽東線に乗る。せっかくなのでこの先絶対乗らなそうなローカル線に乗ってみることにした。 鳴子温泉までは山あいを走りかなり景色が良かった。上の画像は鳴子峡中山平温泉鳴子温泉の間で見られて紅葉スポットとして有名なようだがトンネルとトンネルの間をそこそこなスピードで走るゆえ普段は数秒しか見られない。知らないと見落としてしまうだろう。 今回は古川で下車した。景色も良く、次は秋とかに乗ってみたいなーと思った。

古川からはやまびこ64号で隣の仙台へ行く。盛岡発着のやまびこなのでE5系であった。
例の如く自由席は満席に近い状態。何とか座ることはできたがデッキに立ち客がたくさんいた。 10分かからずに仙台到着。ここで入れ替わりが発生し若干の乗降遅延が発生していた。
余談だが、この日は東京を朝イチに出るやまびこ51号も凄まじい混雑だったらしく乗降だけで7分も遅延していたとか。Twitterで画像を見たが朝のラッシュの通勤電車並みにデッキに人が溢れていてびっくりした。 仙台から乗り込むのはE2系のやまびこ146号。次の改正で運用が縮小されるので乗っておきたかった。昨年乗ったやまびこはJ57編成ででコンセント無しのグループだったが、今回も同じコンセントなしのJ68編成だった。
コンセント無しのグループには200系カラーでふるさとチャイムを搭載しているJ66編成と舞浜駅の2番線の発車メロディを車内チャイムとして永遠に聞かされるディズニーラッピングのJ69編成といったネタ編成がいるのだがそれらですら無かった。
コンセント付きを引きたかったが、J70番台以外は改正以降の運用縮小で廃車されそうなので乗れてよかったと言うことにしておく。
(追記)ここで引いたJ68編成も3月改正で運用を離脱し、3/19に廃車回送されました。

座席。E2系は号車によって座席モケットの色が異なる。今回は赤系のシートだった。
座り心地も見た目もシンプルイズベストと言ったところ。可もなく不可もないと言った感じだった。 東京に到着。例によって自由席は大変混んでいた。この切符による需要おそるべし… 東京からはまたまた京葉線の通勤快速に乗る。改正で通勤快速は消滅。さらにE233系は勝浦に行かなくなるというので最後に乗り通そうと思ったわけである。

この列車、東京駅の3番線を25分にわたって占拠しているので乗り込んだときは余裕で座れたが発車が近づくにつれて人が増えていき、立ち客がややいる状態で発車。そこから新木場でさらに乗ってきてやはり相当に混んでいるなーという印象を受けた。と同時にこれ格下げされたらどうなるんだろうかと少し考えてしまった。

誉田駅で前の4両を切り離し。後1週間ということもあってか鉄オタがたくさん見守っていた。種別は変われどここで切り離す運用は残るのだがなぜこんなに集っているのだろうか。
誉田から先、土気、大網は前の4両の成東行きが先着のため後ろ6両の勝浦行きはここで一気に空いた。

その後も停車駅ごとに人が減っていき上総一ノ宮に到着。新木場ではかなり乗っていたのにここまでくると座席が埋まるか埋まらないか程度の客しか残っていなかった。
そして上総一ノ宮からは各駅に停まるため、種別も切り替わった。普段の京葉線の下り快速は夜の外房線直通を除き海浜幕張から先各駅に停まるのに快速表示を貫いているのでやや驚いた。

上総一ノ宮を超える客も一定いたが、そのような客は大原までにかなり降りてしまい、大原を越えるとオタクとごく一部の一般客しか残っていなかった。この乗車率や天候に左右されやすいことを考えたら上総一ノ宮から先の直通を廃止するのは妥当なのかなとも思ってしまった。さすがに勝浦ともなれば都心へは特急利用多そうだし。

2時間近い乗車を終え勝浦に到着。E233系5000番台にこんなに長いこと揺られていたのは初めてかもしれない。

夜の20時台の勝浦、本当に静まり返っていた。
駅構内にはこのようにひな祭りの何かやbbbaseもどきのフォトスポットが置かれていた。

その後は止まっていた始発にのり、一ノ宮で始発の快速に乗り換え、さらに蘇我で乗り換えて帰宅した。

キュンパス2回の旅を終えたがやはり新幹線の混雑が凄まじいなと思った。昨年の東日本パスでは特にそう言った印象を抱かなかったが…この差は何なのだろうか。
またこのような切符が出たらどこか行きたいものである。今度は温泉とかグルメ旅なんかもいいなぁーと思ってはいる。